三国志 Three Kingdoms 第3部-覇者曹操- ブルーレイvol.3 [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | 三国志 Three Kingdoms 第3部-覇者曹操- ブルーレイvol.3 [Blu-ray] |
発売日 | 2012-04-25 |
監督 | ガオ・シーシー |
出演 | チェン・ジェンビン |
販売元 | エスピーオー |
JANコード | 4988131101055 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » TVドラマ » 中国のTVドラマ |
購入者の感想
テレビシリーズ三国志の第3部は、第21話から第32話を収録。前半から中盤は、曹操の関羽と許攸(きょ ゆう)とのそれぞれの関わりが話の中心で、曹操の英雄を尊敬する一面が描かれる。関羽を演ずるのはユー・ロングァン(于榮光)で、まさに京劇から、そのまま出てきたような風貌と活躍。関羽が、劉備のもとへ、名馬赤兎馬の乗って向かった”単騎千里を走る”の故事は、本巻に収録されており有名(高倉健主演の映画の題名にもなった)。本シリーズでは、曹操の当時の最大のライバルの袁紹の軍師である許攸は、シュー・マオマオが知的でポジティブに描かれているのに対し、もう一人の軍師の田豊は、消極的な人物として、ネガティブに描かれている。後半は、荊州に身を寄せる劉備が新しい軍師の徐庶を得て、新野城の攻防戦で、曹仁 (演ずるのは、洋光 ヤン・グアンでビルドアップされた肉体美を見せる)率いる曹操軍の八門金鎖の陣と対決するシーンが攻防があり見所(シリーズのこれまでの合戦シーンは、単なる兵士同士の戦闘が描かれるに過ぎないものであったのに比べて)。他には、曹操の息子、曹丕(そう ひ)も出演場面は増えるが、演するは、于濱 ユー・ビン(”項羽と劉邦”では、始皇帝の息子胡亥を演じた)。劉備が身を寄せる荊州では、高潔だが老齢の劉表(りゅう ひょう 演ずるのはジー・チョンゴン、とその妻の蔡夫人(さいふじん 演ずるのはツァオ・シーウェン・曹曦文)と蔡氏の弟の蔡瑁(さい ぼう、演ずるのはリュウ・ダン・劉丹)が出番が多く、後二者は狡猾な役を演ずる。以下は金言。
劉表:賢弟(劉備)の志は高いゆえ気に病むことも大きいのだ(29話)
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