乳香(アル・ホジャリ)100ｇ の感想

家内の葬儀後、いただいた毎日香にもちょっと飽き、
線香代わりに購入しました。

キリスト教の伝説などで名前はおなじみでしたが、
数年前、二人で行った神戸のハーブ・ガーデンで初めて
香りをかいで（様々な香料と一緒に乳香がガラス瓶に
入れて展示され、香りをかげるようになっていました）
静かで爽やかな香りに感銘を受けたのでした。

高価なものではありますが、樹脂の粒は大きめで、
開封したとたんにあの上品な香りが漂います。

その後、生活の木のお店を見つけ、
焚くために炭でも買おうと思い立ち寄ったら、
店員さんから、アロマポット用の炉にアルミホイルを乗せて
その上で熱するといいらしいと教えてもらいました。
その場で炉を購入。ティーライト・キャンドル付でした。
チョコフォンデュ・セットにもこんな感じの炉が付いていたような。

家へ帰り、炉の上にアルミホイルを四角に切って乗せ、
そこに一粒乳香を置いてろうそくを点けると、
すぐに強く甘い香りが立ち上ってきます。
白檀の線香より強いかも。
意外に、香炉から離れた所で香ります。
対流のせいかな。

「生」の上品さと焚いた時の強さ、両方楽しめます。
ただ、和食の時にはちょっと合わない気がしました。
今は、白檀系の線香と使い分けています。