氷河のサバイバル (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ) の感想

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参照データ

タイトル氷河のサバイバル (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)
発売日販売日未定
製作者崔徳煕
販売元朝日新聞出版
JANコード9784023304093
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

気になって点をいくつか。

冒頭の挨拶の「ホワイトアウト」の記述がおかしい。失うのは「視力」ではなく「視界」→とはいえ、p122にはもっと詳細に解説があり、そこはその点を間違えていない。ただの不注意な記述か誤訳か

p16のアラスカの歴史が色々不正確(20万人と書かれた人口がいつのものかわからないが、多分現在のとかなり異なるし、モンゴル系由来が先住民族というのもいつ頃の説かわからず、雑すぎるのでは)

p132でイッカクの伸びだ部分、牙を「角」というのは、人によっては許容範囲表現なのかもしれないが、アウトでは。

p160 「地球の時点で蝸牛がおかしくなって一つの方向にばかり行こうとするコリオリ効果」(勝手に雑な要約)とあるが、コリオリの力に関する色々混じってでたらめになってるっぽい(もしかして、実はそういう言説、ある?)→p163のコリオリの力のコラムページはそこまでおかしくない。もしかすると、p160は「これが登場人物による誤りであることは読み手に自明」というつもりなんだろうか。よくわからない。

p56の北極点への最初の到達者についてやp175の地球温暖化と氷河については、諸説入り乱れてはっきりしない部分があり、最新の学術知見でなければ直ちにどうのというのは厳しすぎる評価であると思うので、保護者がフォローできるならその方がいいかもしれない。

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朝日新聞出版から発売された崔徳煕の氷河のサバイバル (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)(JAN:9784023304093)の感想と評価
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