シャープ シアターラックシステム AN-AR310 の感想
参照データ
タイトル | シャープ シアターラックシステム AN-AR310 |
発売日 | 2010-02-20 |
販売元 | シャープ |
JANコード | 4974019653778 |
カテゴリ | カテゴリー別 » テレビ・レコーダー » ホームシアターシステム » シアターラック |
購入者の感想
自宅の書斎でソニーの32インチ液晶TV、パナソニックのBDレコーダーと組み合わせて使っています。ソニーのTVがスタンダードタイプでスピーカーの音質に少々不満があったため、音質向上を目的に購入しました。アンプとスピーカーが完全に一体になっているため、接続はHDMIケーブルと光デジタル音声ケーブルをつなぐだけで非常に簡単です。TVやレコーダーのメーカーが異なることによる操作上の違和感はほとんどありません。HDMI入出力端子と光デジタル音声出力端子のついている機種ならメーカーを問わず問題なく使えるはずです。肝心の音質ですがバーチャル・サラウンドという音声処理が働くため、それなりの立体感が得られます。前にしかスピーカーがないのに後ろから音が聞こえる気がするのですから不思議なものです。サブウーファーも内蔵されているため、地響きような低音もそれなりの迫力で聴くことができます。リモコンにはジャンル別になった音質設定のボタンがついており、イコライジング効果が手軽に楽しめます。以外に便利だったのが前面パネルについているステレオミニプラグ用の入力ジャックです。iPodなどのデジタルオーディオプレーヤーとつなげて再生装置として本機を使うことができるので重宝しています。本格的なHiFiオーディオには及びませんが、ポータブルタイプのDAP用スピーカーよりは迫力のある音質が得られます。その他、音質以外では、キャスター付きなのでちょっとした移動が容易にできて便利です。スピーカー&アンプ部の下に2段のラックがありますが、開口部の高さが10センチと狭いため、薄型のレコーダーを収納するのがやっとです。デザインはオールブラックなのでインテリア的には合わせやすいのですが、木製部分の塗装の仕上げが今ひとつでスピーカー&アンプ部との質感の違いがハッキリとわかるため高級感は全くありません。総合評価としてまとめると、32インチクラスのTVはスピーカーがチープな機種が多いので、5.1chサラウンド対応の番組を良く試聴する方は手軽に音質アップを実現する方法としてお奨めできると思います。