「心理戦」で絶対に負けない本(文庫) 敵を見抜く・引き込む・操るテクニック の感想

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タイトル「心理戦」で絶対に負けない本(文庫) 敵を見抜く・引き込む・操るテクニック
発売日販売日未定
製作者伊東 明
販売元アスペクト
JANコード9784757217270
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

 第3章まではだましや説得術の基礎テクニックを紹介している。
文中の、Foot in the doorやDoor in the faceテクニックは過去を振り返ればよく使われてしまっている。小さな要請から始め、断る自由を奪うとか、恐怖のアピールなどというのは、訪問販売や悪徳宗教、詐欺などの常套手段でもある。
 説得術として、deadlineテクニックというのも紹介されていた。今だけ半額などと期間を限定するやつである。某コンピュータメーカーは常に期限付きの割引やおまけをつけて通販していたりする。希少価値やお得感に人は弱い。
 第4章では詐欺の実例をあげて解説している。よくもまあこんなに欺すアイデアを詐欺師たちは考えたものだと感心させられる。心理戦に勝ち、日常生活で詐欺まがいにひっかからい方法は、とにかく慌てないこと、人生には近道はないということを肝に銘じておくしかない。格言で言えば、正直者は馬鹿を見る、慌てる乞食は貰いが少ない などは役に立ちそうである。
 第5章は印象操作、言葉の使い方、第6章はプロファイリング、人の心の読み取り方をまとめている。
 相手の表情などから心理を見抜き、嘘を見破り、こちらの作戦を立てて実行に移す。まあ、一言で言えば、人生における心の知能指数 (Emotional Intelligence Quotient, EQ)を鍛え、伸ばした者の勝ちということで、換言すれば 頭の良い者の勝ち と単純な結果が導き出される。

 体は体力といわれるが、頭にも頭の体力が 存在する。頭も鍛え方次第なのである。

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