司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰、龍馬、晋作の実像 (集英社新書) の感想
参照データ
タイトル | 司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰、龍馬、晋作の実像 (集英社新書) |
発売日 | 2013-09-13 |
製作者 | 一坂 太郎 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784087207057 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
司馬遼太郎が吉田松陰、高杉晋作、坂本龍馬を「颯爽とした主人公」とするためにあえて伏せた事項、また小説の執筆当時には資料が発見されておらず書けなかった事実を明らかにしてくれる本です。
だからといって「世に棲む日々」や「竜馬がいく」の自分にとっての「歴史小説としての価値」に変化は生じませんでした。
ただフィクションとノンフィクションの境界線を明らかにしてくれる良著です。
明治維新が成就しなければ松蔭や晋作は極悪のテロリストになっていたんでしょう
だからといって「世に棲む日々」や「竜馬がいく」の自分にとっての「歴史小説としての価値」に変化は生じませんでした。
ただフィクションとノンフィクションの境界線を明らかにしてくれる良著です。
明治維新が成就しなければ松蔭や晋作は極悪のテロリストになっていたんでしょう