The Phaidon Atlas of Contemporary World Architecture の感想

最近７年くらいに竣工した建築のみを世界の地域別に載せてあります。普段はあまり目にしないアフリカやアジアなどの建築にも目をむけることが出来ます。また、有名な建築家の作品でも初めてみる建築もいくつかあるので、刺激があります。英語版ですが、興味を持った建築についてのみ英訳するのは大変なことではありません。他にも世界の人口、面積、人口密度など各国のデータや、取り上げられている建築の費用についての記載もあるのでかなり楽しめます。ただ、１冊めくるだけで３時間くらいかかってしまうので、読破するのにはかなりの気力と体力を用いますので注意。ネットじゃわからないのが、この本の大きさです。Ａ３版なので見開きでＡ２の大きさがあります。かなり大きくページ数も多いので慎重に扱う必要があります。プラスチック製のアタッシュケースのようなものに入っていて、保存には心配ありませんが、一度しまってしまうとなかなか取り出して見ようという気になれません。重さも８kgくらいあります。値段が少々高いですが、これだけのボリュームではかなりお買い得だと思います。