現代語訳 平家物語(上) (岩波現代文庫) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル現代語訳 平家物語(上) (岩波現代文庫)
発売日販売日未定
販売元岩波書店
JANコード9784006022617
カテゴリ古典 » 日本の古典 » 古代・中世文学 » その他の物語文学

購入者の感想

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・
語り出しは教科書で習った通りですが,その先をほとんど知りませんでした。
面白い!
上巻は清盛の死までですが、下巻はさらに面白くなる予感に心ときめいています。
巻頭は妓王の話です。
もえ出るもかるるも同じ野辺の草 いずれか秋にあわではつべき
このうたに平家もの語りの全てが集約されているようです。
宇治橋の合戦で「昔、朝敵将門を亡ぼした俵藤太秀郷十代の後胤、
下野国の住人足利太郎俊綱の子又太郎忠綱,生来十七歳のもの、
かく無位無官の者が・・・」と名乗りを上げて攻め込んだ足利太郎忠綱は、
平家に従っていたのですね。
同じ藤姓でもいち早く頼朝に従って繁栄した小山氏と従わずに滅びた足利氏。
後の歴史を知っている分、宇治橋での活躍に感慨深いものがあります。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

現代語訳 平家物語(上) (岩波現代文庫)

アマゾンで購入する
岩波書店から発売された現代語訳 平家物語(上) (岩波現代文庫)(JAN:9784006022617)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.