将棋戦型別名局集2 四間飛車名局集 (.) の感想

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参照データ

タイトル将棋戦型別名局集2 四間飛車名局集 (.)
発売日2016-01-23
製作者鈴木大介 解説
販売元マイナビ出版
JANコード9784839957988
カテゴリ » ジャンル別 » 趣味・実用 » 将棋

購入者の感想

見出しにあるとうり、この四間飛車名局集は8割がた美濃囲いに囲います、残り2割は、陽動振り飛車や、藤井システム対急戦での63銀型などで、
初めから穴熊を目指す指し方は一局もありませんでした。

戦形については、急戦は、棒銀、45歩急戦、4六銀左戦法、鷺宮定跡、山田定跡、持久戦は、五筋位取り、玉頭位取り、左美濃囲い、穴熊囲いが収録されています。
珍しい作戦では対地下鉄飛車や、対串カツ囲い、陽動振り飛車、対右四間飛車、対阿久津流急戦などが収録されていました、ただし対ミレニアム囲いはなかったです。

対局者は四間飛車側を持つ人を多い順で並べると、藤井猛 22局、 羽生善治 18局、大山康晴 17局、森安秀光 9局、鈴木大介 6局などがあります。
挙げていない対局者の有名局は、深浦康市対森内俊之、22期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局、櫛田陽一対佐藤康光13期銀河戦決勝トーナメント
などがおすすめです、特に前者は解説付きで今でもネットで並べられますので、試しに一度並べてみるのをおすすめします。

解説の質ですが、将棋年間方式でアルファベットの大文字から小文字まで使い、投了図後の詰みまで解説と、現代から見た急所を鈴木先生が最後に解説しているので、かなり高いと思います。

最後に四間飛車の棋譜が、昭和から現代までまとめて並べられるのは 他には無いので、四間飛車を使う人には間違いなくおすすめの一冊です。

セレクションを見ただけで名著と分かる。
大山・森安から藤井・久保といった時代を作った振飛車党の代表局から、櫛田、剣持といった名脇役のキラリと光る名局まで、これでもかと押し寄せる全100局!
そこに鈴木九段のツボを押さえた解説がつくのだから文句なし。
振飛車党なら一生楽しめる一冊。

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