マンガ はじめての出生前診断 の感想

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参照データ

タイトルマンガ はじめての出生前診断
発売日2015-01-27
製作者中西 恵里子
販売元かもがわ出版
JANコード9784780307450
カテゴリ暮らし・健康・子育て » 妊娠・出産・子育て » 妊娠・出産 » 一般

購入者の感想

出生前診断の意義から、実際にダウン症の赤ちゃんを出産した方々の経験談、各学会や協会などの見解など、出生前診断のあり方を考えるための一冊。

マンガのような形式になっているため、とっつきやすくて読みやすかった。

個人的には、産婦人科の現場を紹介した中村光佐子医師の話と、ダウン症児を育てる親の会の佐々木和子さんの話が印象的だった。

中村光佐子医師の話は、実際の現場の声なので信頼できた。
赤ちゃんの病気は染色体異常だけではなく数としては先天性心奇形などの方が多いこと、超音波検査が出生前診断の重要なツールになること、高齢出産では染色体異常の確率はあがるが、実数はお産される人数が多い20代~30代の方が多いことなど、役に立つことが多かった。

佐々木和子さんの話は、野垂れ死ぬことを覚悟して今を生きる生き方を貫いていること、ゆっくりした体内時計をもつダウン症児でも、自分がどのように対応すればよいか考え、会得するために普通学級に通わせた話など、実体験を元に語られていたため、説得力があった。

出生前診断の是非は、様々な価値観や環境によって異なると思うが、マスコミなどの一方的な情報に惑わされず自分で判断できる知識を増やすための役立つ本だと思う。

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かもがわ出版から発売された中西 恵里子のマンガ はじめての出生前診断(JAN:9784780307450)の感想と評価
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