新・外国人留学生のための面接 合格するための本 の感想

面接入試について、留学生が知りたい情報は載っている。しかし、志望理由書にしても、面接応答にしても、「模範解答例」がいくつか載っているだけで、具体的な書き方・答え方の方法(=theory, or method)は書かれていない。日本語教育業界の人間が著した本のようだが、一般の日本人向け受験業界からみると、この程度で商売になるのか、と、なんとなく「ぬるい」印象。しかし、必要な知識や情報はまとまっている本なので、留学生は、この本を読んで、その後、日本人の友人・知人（お金に余裕があれば日本の塾の面接指導の先生）に面接官役になってもらい、何度か模擬面接をおこなって練習をすれば、効果があると思う。