昭和元禄落語心中(4) (KCx) の感想
参照データ
タイトル | 昭和元禄落語心中(4) (KCx) |
発売日 | 2013-06-07 |
製作者 | 雲田 はるこ |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784063806311 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
八雲と助六編もいよいよクライマックスへ、という中盤の盛り上がりが見事な四巻です。ある種ストーリー展開の必然でしょうが、みよ吉の造形が、そのまんま艶話に出てくるような男を引きずり込む姿に近づいてきました。
この巻のクライマックスとして、すべてをなくして得た菊さんの孤高を表現する演目として持ってきた、かの有名な「死神」の下げのシーンは圧巻としか言いようがない表現でした。マンガで落語の神が降りた時の空気感の表現ができるのは素晴らしいですし、人によって好みはあるでしょうが、ここまで色々な演目を扱ってきた当シリーズですが、この「死神」を一番見てみたいと感じました。
また、前巻までと同様に、コミックスの引きが何とも言えない絶妙なところで終わり、次巻が出る2014年春が待ち遠しいです。
この巻のクライマックスとして、すべてをなくして得た菊さんの孤高を表現する演目として持ってきた、かの有名な「死神」の下げのシーンは圧巻としか言いようがない表現でした。マンガで落語の神が降りた時の空気感の表現ができるのは素晴らしいですし、人によって好みはあるでしょうが、ここまで色々な演目を扱ってきた当シリーズですが、この「死神」を一番見てみたいと感じました。
また、前巻までと同様に、コミックスの引きが何とも言えない絶妙なところで終わり、次巻が出る2014年春が待ち遠しいです。