遠藤商事 木柄 本職用 角ギンナン煎り 小 BGV132 の感想

コーヒー豆の焙煎に使う為に購入しました。丸形の網を使用する人が多いですが、角形を使われている方のブログ等を参考にしてこちらを選びました。丸形と使い比べたわけではないので比較レビューではありませんのであしからず。

丸形よりかなり重いと言われますが、個人的には100gの生豆を入れて15分振る分についてはまったく苦になるような重量ではありません。底が平面なため、150gくらいまではほとんど豆が重ならずにザっと広がりますので1ハゼ直前まではめちゃくちゃがんばって振る必要がないことが利点かもしれないと思います。（最初はがんばって振って疲れたけど振らなくても大丈夫ということが分かって来た）。

オススメ手順
　生豆の水洗い(詳細は後述)からの乾燥を兼ねた蒸らし水抜き作業の1〜2分は2秒に1度程度から徐々に頻度を上げていく軽い振り。要は豆を回転させれば良いので振り方は手の使い方でやりやすいようにすれば自由。
　そこから6分ほど、キツネ色になるまでは色づき加減とムラを見ながら1秒に1回程度の振り。ひたすらがんばって網を振れと書かれている説明が多いですが、この網に限ってはそんなにがんばらなくても大丈夫です。最近始めた裏技として、このとき、反対の手に大きな団扇のような感じで天ぷらガード（折り畳んだままでもいいし持ち手と反対側をダランと着地させててもいいし、自分で整形した便利グッズにするのもいいと思います）で屋根のような感じにしてガスコンロの炎からの熱の反射を使い、都度それの向きや距離や角度を変えると網全体＋振れ幅の広範囲に渡ってムラのない温度調整がしやすく、よりいっそう煎りムラの無い環境を作れます。
　業務用の焙煎機についているダンパーというものの応用ですが、自由度の高い手網焙煎なのでせっかくですから空いてる方の手で自由度の高いダンパー的なものもやってみたら、これが温度調整がとても簡単。ダンパーとは呼ばずアルミ団扇屋根と呼びます。