木材革命―ほんとうの「木の文化の国」が始まる (人間選書) の感想
参照データ
タイトル | 木材革命―ほんとうの「木の文化の国」が始まる (人間選書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 村尾 行一 |
販売元 | 農山漁村文化協会 |
JANコード | 9784540051913 |
カテゴリ | ビジネス・経済 » 産業研究 » 農林水産 » 林業 |
購入者の感想
私は著者の名を『だれが日本の「森」を殺すのか』(田中淳夫著)で知っていたので、大変強い関心をもっていました。幸い地元の図書館で見つけて読んでみた所、前半は難解であるため、「一般向け」に書かれているということが、腑に落ちませんでした。しかし、第3章の「アグロフォレストリー」もさることながら、第4章以降では日本林業の問題点から説き起こし、一般に広くある誤解を、詳細な資料によりわかりやすく解き、住宅の洋風化により、今「木材革命」が起きていること等大変興味深く、日本林業隆盛のため大変有意義な本と考えます。そうしてみると、難解と思えた前半も、日本林業を根底から見直すために、大きな意味があるのではないでしょうか。側に置くため購入することにしました。