ぼくらの仮説が世界をつくる の感想

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ハッとさせられる記述に立ち止まる。
・前例主義に陥らないためには「先に」仮説を組み立てる（p17）。
・作家の頭の中をパブリッシュする（p51）。
・おもしろさは質×親近感の面積（p103）。
・作品を大切に思ってもらうためには、その「分人」を毎日引き出すことが重要（p112）。
・自信があるように見えるのは、自分を信じていない、という態度をまわりの人に示す必要がないから（p154）。
・自分では飽きていておもしろくないと思っていることが世間にとっては発見である（p198）。
・編集者であるぼくがおもしろいと思わなかったということは、作家の頭の中にあるものが再現できていないだけ（p203）。
3年後にもこの著者の本を読んでみたい。その期待値を現在価値に割り引いて星一つ減。