認知症はもう不治の病ではない! 脳内プラズマローゲンが神経細胞を新生する の感想
参照データ
タイトル | 認知症はもう不治の病ではない! 脳内プラズマローゲンが神経細胞を新生する |
発売日 | 2015-09-30 |
製作者 | 藤野 武彦 |
販売元 | ブックマン社 |
JANコード | 9784893088505 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 福祉 » 高齢化社会 |
購入者の感想
主たる筆者である藤野氏は九州大名誉教授で、現在クリニックにて認知症治療の最前線におられる方のようです。
脳内プラズマローゲンという物質が紹介され認知症に有効だという内容ですが、まず体内のプラズマローゲンを増やすために脳内ストレスを軽減する必要について述べられています。これは有効であるらしいのですが、具体的にどうするかという点において今一つピンときません。
その後プラズマローゲンを実際に投与する臨床試験が福岡大学現在進行中(2016年まで)であり、中等度以上の認知症44名に投与し28名64%に改善が認められたとのことです。どのように改善したかについては点数評価と実例紹介で具体的に述べられています。
プラズマローゲンがいつ治療薬として実際に普通の病院で使われるようになるかは不明ですが、近い将来の認知症の治療に熱い期待が寄せられる内容でした。
脳内プラズマローゲンという物質が紹介され認知症に有効だという内容ですが、まず体内のプラズマローゲンを増やすために脳内ストレスを軽減する必要について述べられています。これは有効であるらしいのですが、具体的にどうするかという点において今一つピンときません。
その後プラズマローゲンを実際に投与する臨床試験が福岡大学現在進行中(2016年まで)であり、中等度以上の認知症44名に投与し28名64%に改善が認められたとのことです。どのように改善したかについては点数評価と実例紹介で具体的に述べられています。
プラズマローゲンがいつ治療薬として実際に普通の病院で使われるようになるかは不明ですが、近い将来の認知症の治療に熱い期待が寄せられる内容でした。