シェフ 三ツ星フードトラック始めました [SPE BEST] [DVD] の感想

注目されていたシェフが、有名ブロガーが店に来るということで、特別メニューを支度する。
しかし、店長からいつも通りに作れと言われ、そうしたところ、ひどい書かれ方をしてしまう。
そのブログの内容はツイッターで飛び火。

ツイッターをよく知らない主人公のシェフは、１０歳の子供に基本だけ奈良って、ブロガーに汚い言葉で、ツイッターから反論。
「店に来い。文句の言えないものを食わせてやる」とまで、啖呵を切ったが、再び店長が止めてしまう。
シェフは、調理の指揮を降りるが、部下が作った料理を前に、「前回と同じだ」とあきれるブロガーの
前に訪れ、料理の内容と、「お前は文句を言うだけだ」と、怒り爆発。
これがまた動画として流され、店を辞めることになる。

しかし、新天地でトラックを手に入れ、自分の好きなように料理を始めたシェフ。
小さな子供は、インターネットがわかっていない父をよそに、移動屋台の宣伝をしながら、アメリカを横断する。
炎上きっかけで有名になったこともあり、評判の味が各地で広まる。
ついには、自分を失業にまで追い込んだブロガーが、恥を忍んで買いに来る始末。
見事な復活を遂げる。

これは、ただの料理人の復活劇ではない。
インターネットを駆使して父親を復活させた少年と、天賦の才を持つ料理人の、親子のきずなを描いた作品だと思った。