人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院のリクエスト食 の感想

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参照データ

タイトル人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院のリクエスト食
発売日販売日未定
製作者青山 ゆみこ
販売元幻冬舎
JANコード9784344028265
カテゴリ医学・薬学・看護学・歯科学 » 看護学 » 臨床看護学 » がん・緩和ケア

購入者の感想

私は、アルツハイマー認知症ステージ5の夫の父を10年介護してきました。

食べることの、大切さ、生きる力を感じながら拝読。そして当時を重ね合わせ泣き笑い。

入院患者にとって、食べることは、唯一の楽しみでもあり、時には苦痛でもあります。

病状や環境、全ての方が人生最後のご馳走を叶えられるわけではありません。
でも、もし、叶えられるのなら、、、。

義父は亡くなる一年前に胃瘻をしなければなりませんでした。
施設のお夕飯のミキサー食が、最後のご飯となりました。
そのミキサー食は、若鶏のてりやき、マッシュポテト、酢の物、お味噌、そして私が作り持参したデザート、イチゴと、蜂蜜のシャーベット。
2010年12月14日のメニューを今も忘れません。
義父が、胃瘻手術を受ける前の食事です。
アルツハイマーの病状から認識のできない義父でしたが、もし、義父が、最後に食べたいご馳走を私たちに伝えることができたならば?と考えてしまいます。

そして、食べることの大切さをこの本で改めて実感し、私や私の家族の最後のご馳走について考えました。
できるならば、家族の最後のご馳走は、私が作ってあげたいけれど、このような、すばらしい病院ならば、私や家族の最後を有難くお任せしたいと、おもいます。
そして、淀キリの職員の皆さんの笑顔、患者さんの笑顔がとても美しく、病院食のお膳とは思えないような、食器。
病院の食器は、メラミン樹脂に模様が印刷されたものが多い中、食器にも、最後のご馳走への優しく温かな心配りを感じました。

著者の二年にも及ぶ取材、患者ひとりひとりと向き合いながら、そして、気遣いながら、書かれた様子が目に浮かびます。

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