財政 第2版 (現代経済学入門) の感想
参照データ
タイトル | 財政 第2版 (現代経済学入門) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 井堀 利宏 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784000266918 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 財政学 |
購入者の感想
特に井堀教授の教え子でもなく、財政学の専門家でもありませんが、
学生時代にこのテキストを読んで、財政学の基本的な考え方を身につけた
気になっていた者として、これまでのレビューを補完するため、筆をとります。
ご指摘のとおり、このテキスト、数式が中途半端だったり行間が抜けていることが多いです。
逆に言えばコンパクトに書かれているということでもあり、私は、この本を「まとめノート代わり」として重宝しています。
図表を多用しているので一度理解さえすれば記憶に残ります。カバレッジも包括的です。
この本に出てくる概念をすべてゼロから理解しようとすると、論理を追えなくなります。
まずは、ミクロとマクロと重なっているトピックスをあらかじめカバーしておいて、
財政学特有のトピックスをこの本でじっくり学ばれてはいかがでしょうか。
たとえば(旧版べースですが)、第7章、10章はミクロ経済学、第2〜6章はマクロ経済学の教科書でもある程度
記述されていることです。財政学特有の論点である残りの課税理論や所得再分配政策、公共支出と政治過程などを、
スティグリッツ等のテキストを適宜参考にしながら、丹念に読まれることをオススメします。
学生時代にこのテキストを読んで、財政学の基本的な考え方を身につけた
気になっていた者として、これまでのレビューを補完するため、筆をとります。
ご指摘のとおり、このテキスト、数式が中途半端だったり行間が抜けていることが多いです。
逆に言えばコンパクトに書かれているということでもあり、私は、この本を「まとめノート代わり」として重宝しています。
図表を多用しているので一度理解さえすれば記憶に残ります。カバレッジも包括的です。
この本に出てくる概念をすべてゼロから理解しようとすると、論理を追えなくなります。
まずは、ミクロとマクロと重なっているトピックスをあらかじめカバーしておいて、
財政学特有のトピックスをこの本でじっくり学ばれてはいかがでしょうか。
たとえば(旧版べースですが)、第7章、10章はミクロ経済学、第2〜6章はマクロ経済学の教科書でもある程度
記述されていることです。財政学特有の論点である残りの課税理論や所得再分配政策、公共支出と政治過程などを、
スティグリッツ等のテキストを適宜参考にしながら、丹念に読まれることをオススメします。