原宿ゴローズ大全vol.2(ワールド・ムック999) (ワールド・ムック 999) の感想

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非現実な写真ばかり。　今では絶対に手に入らないものや芸能人の私物ばかり。もっと現実的だとよかったです。大きな写真でページ数を稼ぎ芸能人の私物をのせて、ビジネス感たっぷりです。
お金や勢力、何より時間を使っても商品はなかなか手にはいりません。
８時間はざらに並ばされます。雨が降ろうが雪が降ろうがあつかろうが列を作って並ばされます。4人ずつ店内に入らせてくれますが４人全員出てきても３０分入らせてくれなかったり…。入っても商品のことは詳しく教えてくれないのに商品名を間違えると怒られます。日中は確実に1日ゴローズに消えます。
常連さんに聞くと殿様商売らしく、定員さんは横柄な態度が当たり前だとか。人を並ばせて繁盛してるように見せる。並んでる人にはゴローズをつけて並べばいい宣伝になるので何時間もずっと待たされます。ゴローズの鞄やアクセサリーをいっぱいつけて並べば優遇されるとか…店員さんが立ち上げたブランドがありそれを着て並べば優遇されるとか…ヘコヘコと媚を売って気持ちよくさせれば優遇されるとか…芸能人には並ばせずすぐに商品を売ります。宣伝になるから。

店頭にはならばない商品がありその商品のためにあのてこのてをみんなしているらしい。
お客によって商品を売ったり売らなかったりするため、お客同士の繋がりを嫌い客同士で話していると怒られたり売ってくれなかったりするためみんなこそこそとしているのが当たり前。隣の人が知り合いでも知らないふりをしないといけない。
頻繁にならんでも気に入られないと売ってくれない。気に入られるためにいろんなことをしなくては売ってくれない。
本当に人間としてどうなのかと思います。

ゴローズはビジネスなだけで暖かさも何もないのに本当に小さいひとばかりで人間味のないブランドになっていってるんだと思いました。
引き出し商品はこれとか記載してくればいいのに。
人生でも大切な時間を使って並んでる人は本当にかわいそう。
もっとリアルな本だと良かったです。