C++言語クイック入門&リファレンス (林晴比古実用マスターシリーズ) の感想

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参照データ

タイトルC++言語クイック入門&リファレンス (林晴比古実用マスターシリーズ)
発売日販売日未定
製作者林 晴比古
販売元ソフトバンククリエイティブ
JANコード9784797365795
カテゴリジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » ソフトウェア開発・言語

購入者の感想

基本的には、纏まっていて「とりあえず一冊この系統の本が欲しかった。」的に嬉しいです。
(※すべてを見たわけでもないですが、レビューが無かったので、他の人の参考になればと思い)

 内容的にも、初心者的などうでもいい事は割と少なめで、
たまーにしか使わないけど、「アレどうやるんだっけ?」な部分にはちゃんと焦点が合ってる感じで実用に適してるとかなと思えます。

 その反面、全般的に引っかかる部分があり、「今時のC++erじゃないんだろうな。」とか、「Open Sourceには触れてないんだろうな。」的な鈍臭さを醸しだしてます。
例えば、VS2010とgcc4.6.0とかをコンパイルテストにあげておきながら、autoキーワードを記憶クラスとしてしか扱っておらず、今時な型推論としてのautoには触れていない事や、
tr1についても同様に完全にスルーなど、古いC++のままな知識しか見受けられなかったり、Boostなどの事実上のsemi-standard libraryもまるでそのようなモノは無いようなスルーっぷりなど
(※2006年発刊の「C++ クックブック」などでは、もちろんBoostについて触れ、Boostを使ったコードを幾つもの紹介してる)
 # 些末ですが、拡張子の所でも、cppやcxxはあってもccは無かったり…(google系のコードはおろか、google c++ style guideすら一度も読んだこと無いの??的な唖然も)
そう言った、時代の流れ的な問題以外として、自分が残念に思った部分としては、コンストラクタの書き方で、
初期化子によるオブジェクトの初期化の必要性が軽く、こんな書き方もあります程度で終わっているようで残念です。
c.f. Effective c++

 何かと、否定的な意見ばかりですが、内容としては必要そうな事は載っているし、解説も適度に丁寧であっさりと書かれているので、
OJTや講習的な教材としても、初心者の自習教材としても、また手軽なリファレンスとしても、

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