バーダマン教授の辞書には出ていないアメリカ英語フレーズBOOK (アスカカルチャー) の感想
参照データ
タイトル | バーダマン教授の辞書には出ていないアメリカ英語フレーズBOOK (アスカカルチャー) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジェームス・M. バーダマン |
販売元 | 明日香出版社 |
JANコード | 9784756907134 |
カテゴリ | ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 英語教授法 |
購入者の感想
日常英語表現を602も集めた、なかなか「食い出のある」一冊です。
Not my cup of tea.(僕の趣味じゃない)、You asked for it. (自業自得だ)、Tell me about it!(とっくに知っているよ)といった具合に個々の単語の意味は分かっても文全体の意味は日本人にはすぐには了解できないという慣用表現が数多く取り上げられています。ハリウッド映画やアメリカのTVシリーズを見ていると頻繁に出てくる表現が多いので、字幕なしで物語を楽しみたいという向きにはとても勉強になるでしょう。
工夫が見られるのは、各フレーズの使用頻度を★の数で、そしてそれぞれが「くだけた表現」なのか「あらたまった表現」なのか、その「節度」の高低も逐一示してある点です。会話の相手が友人の時にしか使わないほうが無難かどうかを丁寧に記しているので、実際に使ってみるときの参考になります。
付属のCDには注文があります。北米出身の女性がひとりで602のフレーズをひたすら読み上げていますが、そのフレーズがどういう場面で使われるのか、ダイアローグ形式で吹き込んだほうがよかったと思います。実際にフレーズの用法として短いダイアローグ例文がテキストには掲載されているのですから、あとはそれを吹き込むだけでよかったのに。その点が惜しまれます。
なお、「辞書には出ていない」というのはちょっと言い過ぎです。中型の英和辞典にも載っている表現が大半だと思います。日本人になじみがないのは辞書に載っていないからではなくて、教科書に載っていないからでしょう。「学校では教えてくれないアメリカ英語フレーズ」としたほうが本書の内容を正確に伝えたと思います。
Not my cup of tea.(僕の趣味じゃない)、You asked for it. (自業自得だ)、Tell me about it!(とっくに知っているよ)といった具合に個々の単語の意味は分かっても文全体の意味は日本人にはすぐには了解できないという慣用表現が数多く取り上げられています。ハリウッド映画やアメリカのTVシリーズを見ていると頻繁に出てくる表現が多いので、字幕なしで物語を楽しみたいという向きにはとても勉強になるでしょう。
工夫が見られるのは、各フレーズの使用頻度を★の数で、そしてそれぞれが「くだけた表現」なのか「あらたまった表現」なのか、その「節度」の高低も逐一示してある点です。会話の相手が友人の時にしか使わないほうが無難かどうかを丁寧に記しているので、実際に使ってみるときの参考になります。
付属のCDには注文があります。北米出身の女性がひとりで602のフレーズをひたすら読み上げていますが、そのフレーズがどういう場面で使われるのか、ダイアローグ形式で吹き込んだほうがよかったと思います。実際にフレーズの用法として短いダイアローグ例文がテキストには掲載されているのですから、あとはそれを吹き込むだけでよかったのに。その点が惜しまれます。
なお、「辞書には出ていない」というのはちょっと言い過ぎです。中型の英和辞典にも載っている表現が大半だと思います。日本人になじみがないのは辞書に載っていないからではなくて、教科書に載っていないからでしょう。「学校では教えてくれないアメリカ英語フレーズ」としたほうが本書の内容を正確に伝えたと思います。