ゴッホの手紙 中 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-2) の感想
参照データ
タイトル | ゴッホの手紙 中 テオドル宛 (岩波文庫 青 553-2) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ヴァン・ゴッホ |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784003355329 |
カテゴリ | 画家・写真家・建築家 » 外国人画家 » カ行の画家 » ゴッホ |
購入者の感想
ゴッホが弟のテオに送った手紙の、前編というか、アルルに引っ越してから、
ゴーガン(ゴーギャン)との共同生活を待ちわびているあたりまでの手紙集です。
それにしても、50フラン同封してくれてありがとうとか、100フラン札をとても嬉しく受け取ったとか、そういう手紙の多いこと多いこと。
絵についてのゴッホの考えも手紙に多く書かれていますが、その前に、出費に苦しんでいるひとりのおっさん(失礼な言いようですが)の
生活ぶりがありありと感じられて、身近に感じずにはいられません。
そして、ゴーギャンとの共同生活に、とても希望を持って書いている様子は、その後を知っている者としては心が痛みます。
ある意味、これは希望と絶望の、究極のノン・フィクションではないでしょうか。
ところどころ挿入されている、素描というのかデッサンというのか、私にはよく分かりませんが、
ペン画のようなゴッホのスケッチもたいへん興味深いです。
ゴーガン(ゴーギャン)との共同生活を待ちわびているあたりまでの手紙集です。
それにしても、50フラン同封してくれてありがとうとか、100フラン札をとても嬉しく受け取ったとか、そういう手紙の多いこと多いこと。
絵についてのゴッホの考えも手紙に多く書かれていますが、その前に、出費に苦しんでいるひとりのおっさん(失礼な言いようですが)の
生活ぶりがありありと感じられて、身近に感じずにはいられません。
そして、ゴーギャンとの共同生活に、とても希望を持って書いている様子は、その後を知っている者としては心が痛みます。
ある意味、これは希望と絶望の、究極のノン・フィクションではないでしょうか。
ところどころ挿入されている、素描というのかデッサンというのか、私にはよく分かりませんが、
ペン画のようなゴッホのスケッチもたいへん興味深いです。