出エジプト記の秘密―モーセと消えたファラオの謎 の感想
参照データ
タイトル | 出エジプト記の秘密―モーセと消えたファラオの謎 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | メソド サバ |
販売元 | 原書房 |
JANコード | 9784562034987 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 世界史 » 古代史 » 古代エジプト史 |
購入者の感想
ユダヤ民族の起源を、エジプトの象形文字による記述とヘブライ語・アラム語による聖書とを対比しながら解明しようとする本である。紀元前14世紀にエジプトにいた「一神教」を信奉する集団がシナイ半島へ旅立つ「出エジプト」こそ、旧約聖書の「出エジプト」である、との仮説を一歩一歩検証していく様は実にスリリングで
と書きたいのがやまやまだが、なにしろ翻訳が悪い。日本語が読みづらく、何を言っているのか分からない文が多すぎる。「この修飾語句はどこにかかるのだろう?」と考え込むケースが多く、もう一度最初にもどってそうした悪文を数え始めてみたら、まだ前半ではあったがすぐに100箇所を超えてしまった。バカバカしくなり、数えるのをやめ、本も閉じた。(繰り返します。前半部だけで悪文100か所越えです。)
この翻訳本は、書店で立ち読みしたり図書館で借りて読むことすらやめた方が良い。それほど悪文に満ちた悪書である。相当やっつけ仕事でやった翻訳としか思えず、原書房の責任すら問いたい気分―というより、原書房でこのジャンク翻訳の編集を担当した人の責任問題、とも思ったが、やはり一番とがめられるべきは翻訳者自身だろう。この翻訳書を隅々まで埋め尽くしているトンデモナイ日本語は、翻訳者「藤野邦夫」という人間の実力どおりの訳文なのだろうか
だとしたら
怖い。
それから7年。たまたま、同じ翻訳者による別の本「死と老化の生物学」(新思索社)を図書館で読んだら、これもまた輪をかけてひどかった。あまりのひどさに同じ訳者だと気づいた次第である。居ても立っても居られなくなり、《怖いもの見たさ》でこの藤野氏が訳した「モーツァルトの脳」(作品社)まで探して読んだ。信じられないくらいひどい日本語だった。このジャンク翻訳者の訳文は、読み手の健康を害するような気がする。
どうやら悪文・誤訳・欠陥翻訳が、この"翻訳者"藤野邦夫氏の実力らしいと分かってきた。この「藤野邦夫」という4文字をウィキってみたら、「フランス文学者、翻訳家」と出ていたが、何かの間違いに違いない。さもなくば、本人が自分のことをウィキに載せているのだろう。
と書きたいのがやまやまだが、なにしろ翻訳が悪い。日本語が読みづらく、何を言っているのか分からない文が多すぎる。「この修飾語句はどこにかかるのだろう?」と考え込むケースが多く、もう一度最初にもどってそうした悪文を数え始めてみたら、まだ前半ではあったがすぐに100箇所を超えてしまった。バカバカしくなり、数えるのをやめ、本も閉じた。(繰り返します。前半部だけで悪文100か所越えです。)
この翻訳本は、書店で立ち読みしたり図書館で借りて読むことすらやめた方が良い。それほど悪文に満ちた悪書である。相当やっつけ仕事でやった翻訳としか思えず、原書房の責任すら問いたい気分―というより、原書房でこのジャンク翻訳の編集を担当した人の責任問題、とも思ったが、やはり一番とがめられるべきは翻訳者自身だろう。この翻訳書を隅々まで埋め尽くしているトンデモナイ日本語は、翻訳者「藤野邦夫」という人間の実力どおりの訳文なのだろうか
だとしたら
怖い。
それから7年。たまたま、同じ翻訳者による別の本「死と老化の生物学」(新思索社)を図書館で読んだら、これもまた輪をかけてひどかった。あまりのひどさに同じ訳者だと気づいた次第である。居ても立っても居られなくなり、《怖いもの見たさ》でこの藤野氏が訳した「モーツァルトの脳」(作品社)まで探して読んだ。信じられないくらいひどい日本語だった。このジャンク翻訳者の訳文は、読み手の健康を害するような気がする。
どうやら悪文・誤訳・欠陥翻訳が、この"翻訳者"藤野邦夫氏の実力らしいと分かってきた。この「藤野邦夫」という4文字をウィキってみたら、「フランス文学者、翻訳家」と出ていたが、何かの間違いに違いない。さもなくば、本人が自分のことをウィキに載せているのだろう。