中国経済「1100兆円破綻」の衝撃 (講談社+α新書) の感想

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参照データ

タイトル中国経済「1100兆円破綻」の衝撃 (講談社+α新書)
発売日販売日未定
製作者近藤 大介
販売元講談社
JANコード9784062729185
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 国際政治情勢

購入者の感想

 何かにつけ大きな事件が起こり、世界のマスコミをにぎわす中国!
 最近では、2015年夏に起こった中国株の大暴落・・・私自身も少し前まで2000ポイント辺りをうろついていた上海総合指数が、
 あっという間に5000ポイントを越え、これはおかしいなと思っていた矢先でした・・・、これで7千万人の「股民」が、560兆円の損失を被ったそうです。
 次は、同じく今年の8月に起こった3日連続の、人民元の対ドルレートで4.5%の切り下げ。
 最後は、8/12に天津で起こった大爆発、現場では高濃度のシアン化化合物(青酸ガス)が発生し、
 当然、現場は立ち入り禁止ですし、毒物が地下水に混入するとえらいことになりますが、その後続報はあまり伝わってきません。
 中国は、株の暴落で560兆円、地方債務が480兆円、そして、銀行の不良債権が36兆円・・・もっと多いのではないかな・・・、
 これが本書のタイトルの1100兆円破綻の内訳になっています。
 中国の経済は、どの方向に向かうのでしょうか?実は、既にこれに対する検討が中国の官僚によって行われていて、
 漏れる伝わるその内容は、短期的には、かなり深刻な状態に陥る、という衝撃的なものです。
 また、中国経済がこのような状態に陥ったのは、著者の近藤さんによると、経済音痴の習近平が権力を握り、
 経済通の李克強をないがしろにしていること、そして、習近平と江沢民一派の権力闘争があるのではないか、と推測しています。
 ともかく、GDPを始めとする中国経済の指標は、水増しがあり、全く信用ができないことは、世界の経済関係者のみならず、
 中国の首脳さえそうなのですから、全く「何をか言わんや」です!!
 しかし、中国は今後どのようになるのでしょうか?中国次第で日本は風邪もひくし、大病で寝込むことも大いにあり得ります。
 来たるべき経済崩壊、権力闘争、私たちは、暫くは中国の動きから目をそらすわけにはいきません!!

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