レコードは風景をだいなしにする ジョン・ケージと録音物たち の感想

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参照データ

タイトルレコードは風景をだいなしにする ジョン・ケージと録音物たち
発売日販売日未定
製作者デイヴィッド・グラブス
販売元フィルムアート社
JANコード9784845914418
カテゴリジャンル別 » エンターテイメント » 音楽 » 音楽理論・音楽論

購入者の感想

1967年生まれのミュージシャン~有識者である著者のデイヴィッド・グラブズ、ポストロック関係に音楽的関心の高い方なら、彼がブルー・チョップスティックス・レーベルの主宰者であり、かつてジョン・マッケンタイアとのバストロやジム・オルークとガスター・デル・ソルで活動していたことを記憶していると思います。現在の彼はブルックリンの大学でサウンドアートや実験音楽等を専門とする准教授として研究に携わっていて、この度の2014年の出版物が彼の初の著作となります。

私の目的は1960年代の実験音楽と、この音楽が録音媒体によって現在体験されることの間の距離について考えてみることだ。私はリスナーとしての自分の体験を詳細に語りながら、いかに録音が私の様々な音楽への接近に役割を果たしたかに焦点を当て、同時に、ある種の音楽実践を体験するのは録音だけでは無理があることも明確化しようと思う。(26頁より)

2015年の日本語翻訳版である本書『レコードは風景をだいなしにする』という表題は、本書の序文冒頭にも引用の、世界的なケージ研究の泰斗ダニエル・シャルルとの対話に登場する有名な台詞に因むものですが、そもそも60年代の前衛~実験音楽の作曲者たちの指針であったジョン・ケージのレコードへの軽蔑ぶりは有名で、レコード批判をしながらレコード制作は大量に行っていた奇妙で矛盾する事実を反映したものです。
近頃日本語版が出版されたハンス・ウルリッヒ・オブリストの『ミュージック

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フィルムアート社から発売されたデイヴィッド・グラブスのレコードは風景をだいなしにする ジョン・ケージと録音物たち(JAN:9784845914418)の感想と評価
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