流れ星が消えないうちに (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 流れ星が消えないうちに (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 橋本 紡 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101351810 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » は行の著者 |
購入者の感想
「半分の月がのぼる空」よりは、登場人物の心のかたちにリアリティーがあると思いました。
ただ、この小説の世界にのめりこんだり登場人物に共感できるかというとそれは別。
正直、半月みたいに引き込まれることは最後までありませんでした。
高校生までの持つ自由・不自由と、高校卒業後の人間(特に成人)が持つ自由・不自由に
殆ど区別がつけられていない印象を持ったのが、引き込まれなかった一番の要因でしょう。
明るく魅力的な脇役が居ると救われるのですが、そういう脇役が登場しなかったのも
要因の一つかもしれません。
ともかく、オッサンが現実逃避の為に読む小説ではない事だけは確かです。読むなら
時間を沢山持っていて心身ともに健康なうちに読んでおくべきでしょう。
ただ、この小説の世界にのめりこんだり登場人物に共感できるかというとそれは別。
正直、半月みたいに引き込まれることは最後までありませんでした。
高校生までの持つ自由・不自由と、高校卒業後の人間(特に成人)が持つ自由・不自由に
殆ど区別がつけられていない印象を持ったのが、引き込まれなかった一番の要因でしょう。
明るく魅力的な脇役が居ると救われるのですが、そういう脇役が登場しなかったのも
要因の一つかもしれません。
ともかく、オッサンが現実逃避の為に読む小説ではない事だけは確かです。読むなら
時間を沢山持っていて心身ともに健康なうちに読んでおくべきでしょう。