賃貸の新しい夜明け (QP books) の感想

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参照データ

タイトル賃貸の新しい夜明け (QP books)
発売日販売日未定
製作者沖野元
販売元週刊住宅新聞社
JANコード9784784856206
カテゴリビジネス・経済 » 産業研究 » 不動産 » アパート・ビル経営

購入者の感想

大家業はとってもやりがいのある仕事です。

入居者に優良な住居を提供し住んでいただくことにより、快適な生活を送ることが出来ます。
そして、入居者が幸せになることを間接的にでもお手伝いできる誇り高い仕事です。
但し、そのような環境を常に最良の状態に保つためには家主が常に入居者の事を見守り、
入居者同士がきちんとルールを守ることが大事です。

ところが、時折騒いだり、ゴミ出しのルールを守らなかったりして迷惑をかける入居者が現れる事があります。

最近はモンスタークレーマーにと呼ばれる悪質な入居者が増えていて、その結果、悪質な入居者の為に他の優良な入居者が退去してしまいます。
残念なことに現在の借地借家法では過度の入居者保護の為、このような悪質入居者を排除する事は非常に困難です。
その様な事態に対処できる様、15年前に定期借家法が制定されましたが、残念なことに未だ普及していないのが現状です。

現在は普通借家契約が主流となっていますがこの契約は日本独特なもので国際的に見て異端なもので、
本書ではガラ契と称されています。定期借家契約は他国では一般的な契約法であり、いわばグローバルスタンダードと言われるものなのです。

この本は定期借家法の成り立ち、メリットデメリット、普及を妨げている種々の理由などわかり易く説明されています。
特に対談の部分についてはいろいろな立場の方がそれぞれの見解を話されていて非常に参考になります。
本書は大家さん、不動産屋さん、そして不動産に関わるすべての人に読んで頂きたいと思います。
そしての業界の発展の為に行動して頂きたいと思います。

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