大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代 の感想
参照データ
タイトル | 大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジム・ロジャーズ |
販売元 | 日本経済新聞社 |
JANコード | 9784532351564 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス人物伝 |
購入者の感想
ふたたび、かつてないバブル崩壊が起こる、といっているようです。本書はけっこう前に書かれた本ですが、本書の中の記述によれば、あと1,2年は商品のほうがもうかる、という見通しが書かれています。そして、わたしは商品先物の売買はやっていませんが、アメリカの農産物のことや、その政策、中国とインドの発展の差、それと、あたりまえながら需要と供給を最重要視する彼のスタンスが、清水正紀氏や林輝太郎先生と説くところと同じなので、すんなり受け入れられました。食糧難→物価高の大きな流れは、しばらく続きそうですね。
ジム・ロジャースが言うことすべて正しいと盲目的に信じて模倣している人がいますが、彼の推奨した株はけっこう外しています。極端な弱気論をマスコミに流しますが、単なる一時的な調整であることが多いです。当時、商品相場に強気だったのは何も彼だけでなかったわけだし、今のジム・ロジャースのやってることの本質は自分のファンドの宣伝なんだと思います。この本を読んだ後も、もっとコモディティについて自分で勉強すべきだと思います。