Seven Samurai - The Criterion Collection (七人の侍 クライテリオン版 Blu-ray 北米版) の感想

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参照データ

タイトルSeven Samurai - The Criterion Collection (七人の侍 クライテリオン版 Blu-ray 北米版)
発売日販売日未定
出演三船敏郎
販売元Criterion
JANコード0715515054911
カテゴリDVD » ジャンル別 » TVドラマ » 日本のTVドラマ

購入者の感想

 「七人の侍」の作品としての評価は、世界的にもはや定まっており、今更ここに書く必要はないと思うので、Criterion版の商品について書く。もちろん、東宝版のブルーレイディスクは持っているが、画質がいまひとつなのは東宝という会社故仕方がないと思っていたのだが(商売にならないブルーレイの商品化に熱心ではない)、ここのレビューを読んでCriterion版の画質が一番と書いてあるものがあり思い切って購入した。
  画質的には確かに全体的に明るくハッキリした感じで、1~2ランク位は向上しているが、「羅生門」程ではなかった。しかし、満足できるレベルではある。それよりも驚いたのは、ブルーレイで特典ディスクが付いていたことである。商品説明には書いていなかったので嬉しい誤算なのだが、その内容が更に驚き。東宝のDVDにあった黒澤明監督のインタビューの他に、実に2時間に渡る大島渚監督による黒澤監督インタビュー(対談)の映像である。1993年、日本映画監督協会製作、自分には全くの初見で、何処にこんな映像が隠れていたのだろう。20年以上前故両監督ともまだ元気であり、貴重な話が、黒澤監督自らの口から語られる。既に両監督とも鬼籍に入られてしまっているので、この2ショトは非常に貴重である。これだけでも、この商品を買った価値がある。さすが世界のCriterion版である。それに比べると余計、我が日本、東宝版のブルーレイの情なさに落胆させられる。DVDにあった映像特典さえ全て削除し予告編のみ、如何にやる気がないか良く分かる。ビデオテープの時代から、東宝はレーザーディスク・DVD・ブルーレイと、メディアが時代と共に変化する毎に黒澤作品をパッケージ化し儲けていながら、最先端のブルーレイの仕様が一番情けない。レーザーディスクでさえ、「七人の侍」・「赤ひげ」は2枚組で当時15,000円位の価格だったと思うが、有名執筆者による商品解説を付けていた。Criterion版の豪華仕様を見ると、東宝が如何に映像作品に愛着がないか良く分かる。もう映画会社とは言えないから、仕方がないのだろうか。今後は、Criterion版でコレクションしたい。

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