AKAI professional アカイ / Tom Cat アナログドラムマシン・シンセサイザー AP-EDR-006 の感想

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最近の AKAI アナログマシンは割と酷評されているようですが単にパラメータの設定が間違っているだけのような気がします。

私は AIRA TB-3 と一緒に使うために購入です。

さて、この楽器の良い所を小型のスピーカーで引き出したいなら本体の音量最大で MALU ノブいっぱいにして歪ませると猫の皮を破って本体の毒虫が這いずり出てきます。スピーカーを飛ばしたり騒音のクレームが来ても知りませんが、これでキックは使い物になるでしょう。ただ、 MAUL ノブを最大にするとノイズが盛大に乗るのでノイズゲートは欲しいところです。スネアはショボイのでサンプリングのものと組み合わせたほうがいいと思います。

欲をいえばパラアウトですね。キックにだけ MAUL （オーバードライブかな）をかけて他は普通に使いたいってよくあるので後継機は実装して欲しいです。

総評として、使いこなせるかどうかはユーザーの腕次第ですし、使いこなすには相応の機材がないと音作りは難しいところですね。エフェクターを繋げたり使い方を模索して初めて真価を発揮するのはアナログマシン故に仕方ないです。

※ここでいう昆虫の Tomcat はBinatang Tomcat （ハネカクシ）のことです。画像検索はお勧めしません。本当、能ある虫は羽を隠すですね。