スター・ウォーズ論(NHK出版新書 473) の感想
参照データ
タイトル | スター・ウォーズ論(NHK出版新書 473) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 河原 一久 |
販売元 | NHK出版 |
JANコード | 9784140884737 |
カテゴリ | ジャンル別 » エンターテイメント » 演劇・舞台 » 演劇 |
購入者の感想
「スター・ウォーズ論」とまで出たものは確かに日本ではなかったかもしれない。あくまで新書であるのはわかっていたが、中途半端な解説書も売られるなか、言わずと知れたスター・ウォーズ博士の「集大成」として期待が大きかっただけに少し軽めの印象だった。それでも多くの作品から影響を受けてきたさまを作品名を引き解説されていくところは読みごたえがあった。神話をベースとしているという点については「辟易し、聞き飽きた」として触れられず、あくまで映画史という文脈のなかで議論された。初めて知ったとても興味深い逸話もふくまれていたので、出典などわかるようであればよかった。
しかし本書を読みいちばん印象に残ったのは、スター・ウォーズ・ファンとして社会に対し何ができるか?という問いだった。海外ではファン文化として伝統になる気配を見せているチャリティ活動の存在を知りながら、まさに「いいね」で終わっている自分には妙に訴えるものがあった。
しかし本書を読みいちばん印象に残ったのは、スター・ウォーズ・ファンとして社会に対し何ができるか?という問いだった。海外ではファン文化として伝統になる気配を見せているチャリティ活動の存在を知りながら、まさに「いいね」で終わっている自分には妙に訴えるものがあった。