門田先生の3Dプリンタ入門 何を作れるのか、どう役立つのか (ブルーバックス) の感想

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3Dプリンターの開発から教育への活用まで広く活躍されている門田和雄先生が書かれた3Dプリンターの入門書です。高校生が読んでもよくわかるような優しい語り口で書かれています。3Dプリンターの原理を、従来のものづくりの技術と対比させながら説明されています。また、プロ向けの3Dプリンターの説明だけでなく、学生や一般の人が3Dプリンターを使うにはどこに行けば良いのか、廉価版の3Dプリンターを購入した後はどんなふうにすると3Dプリンターを使えるようになるのかなど、3Dプリンターについて初心者が知りたいことが網羅的に書かれていて、全く3Dプリンターのことを知らない人から、自宅や職場・大学などで3Dプリンターを使ってみようと思っている人まで、広くオススメできます。私は大学教員で、3Dプリンターを研究している者ですが、研究室の学生全員に読んでもらおうと思っています。