企業分析シナリオ (BEST SOLUTION) の感想
参照データ
タイトル | 企業分析シナリオ (BEST SOLUTION) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 西山 茂 |
販売元 | 東洋経済新報社 |
JANコード | 9784492601624 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 経営診断 |
購入者の感想
実は、
ROAやD/Eレシオなどの様々な指標の読み方を
具体的な企業を例に挙げて解説している本と
こちらの本のどちらを読もうか迷った末、
上述の本の著者の別のタイトルの本を読んだ事があるため
別の著者の違った見方で書いている本のほうがいいだろうと思い手にしました。
パラパラとめくると、
ROAやROEをデュポン式に分解している式が目につき、
もうすでに自分は十分知っていることなので、
内容が簡単なような気がして、
書店の本棚に一度は戻そうか思ったのですが、
買って大正解でした。
マイケル・ポーターのFive Forces Analysisや3つの競争戦略については、
ずっと以前から知っていたのですが、
この考え方とROAを絡める考え方のフレームワークは初めて知りました。
平易な文章で判り易く書いているのですが、
丁寧に読むと今まで解決できなかった新しい発見が随所にありました。
なぜ、米国の財務諸表には経常利益がなくて、日本の企業の財務諸表にはあるのか?
これは、社会人になりたての頃、財務部長に雑談中にちらっと質問したけれど、
うやむやになっていて、自分の中でもすっかり忘れていたことでした。
冒頭にその答えを見つけて、
長い間の疑問が解けてすっきりした気持ちになりました。
また、編集の仕方なのか、
頁上での行間や文字間隔がゆったりして
頁数もそれほど多くないのに、
なぜか、必要なことがコンサイスにすべて漏らすことなく書かれているように感じました。
本のタイトル通り『企業分析のシナリオ』として最適な一冊です。
ROAやD/Eレシオなどの様々な指標の読み方を
具体的な企業を例に挙げて解説している本と
こちらの本のどちらを読もうか迷った末、
上述の本の著者の別のタイトルの本を読んだ事があるため
別の著者の違った見方で書いている本のほうがいいだろうと思い手にしました。
パラパラとめくると、
ROAやROEをデュポン式に分解している式が目につき、
もうすでに自分は十分知っていることなので、
内容が簡単なような気がして、
書店の本棚に一度は戻そうか思ったのですが、
買って大正解でした。
マイケル・ポーターのFive Forces Analysisや3つの競争戦略については、
ずっと以前から知っていたのですが、
この考え方とROAを絡める考え方のフレームワークは初めて知りました。
平易な文章で判り易く書いているのですが、
丁寧に読むと今まで解決できなかった新しい発見が随所にありました。
なぜ、米国の財務諸表には経常利益がなくて、日本の企業の財務諸表にはあるのか?
これは、社会人になりたての頃、財務部長に雑談中にちらっと質問したけれど、
うやむやになっていて、自分の中でもすっかり忘れていたことでした。
冒頭にその答えを見つけて、
長い間の疑問が解けてすっきりした気持ちになりました。
また、編集の仕方なのか、
頁上での行間や文字間隔がゆったりして
頁数もそれほど多くないのに、
なぜか、必要なことがコンサイスにすべて漏らすことなく書かれているように感じました。
本のタイトル通り『企業分析のシナリオ』として最適な一冊です。