ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ (Object Oriented Selection Classics) の感想

経験のあるアーキテクトであれば、これまで実践し説いてきた内容がある程度まとめられています。
残念ながら、耳目を集める新し目の内容はありませんでしたが、これからアーキテクトを目指す人には、どういうことに気を配る必要があるのかという輪郭が見えてくると思います。
書籍(及び翻訳)として出たということは、本書の内容自体が求められているのだと思いますし、書かれている事柄の周知と徹底においてこれまで格闘してきたオールドなアーキテクトの立場としては、素直に嬉しく思います。
本書の内容が理解でき、実践したあかつきには、自分自身のテクニカルなアンテナと、ヒューマンコミュニティスキルの必要性を感じ取ることになるでしょう。