World Englishes―世界の英語への招待 の感想

いろんな地域の知人の英語を聞くようになって、いままでひとくくりに英語として捉えていたものが
全く違っていて、時として自分の話すことがとんちんかんになっていたり失礼にあたるかも知れない
ということに気がつき、これはバックグラウンドから勉強すべきだと感じたのでこの本を購入しました。自分は多少知識があると思っていましたが、全くもって今まで知っていたことは浅いものでした。中身はかなりの国と地域のことが書いてあります。ひとつの国においても、大阪と東京のようにどこの出身かで場合によっては話題に配慮しないと『？』というリアクションをされたことが実体験で何度もありましたので、これから海外に出られたり英語圏の方と頻繁に接する機会がある方には即戦力となる
本だと思います。イングランドだけでも相当深く掘り下げて方言や地域性のことまで記述があります。
ですが、あくまで学術本、教科書的な感じです。さらっと読むには向いていません。
結構本の厚みもあります。本腰を入れて学びたい方や、私のように就寝前に少しずつ読むことが可能な方にはおすすめします。