ハリオ テクニカ 3人用 TCA-3 の感想

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アンティーク調のサイフォンは部屋にあるだけでインテリア性があって良いですね。
ハリオ、TCA-3は持ち手がしっかりしてて上ボールを外したとき絵になるな〜と思い購入しました。沸騰してしまえば案外さっと出来てしまうので自室でも手軽に出来ます。（火気の取り扱いには注意）

味ですが珈琲豆の香りがドリップよりもずっと強く出る気がします。袋を開けた時のあの香りがふわっとカップから強く漂ってくる感じでした。
ただ味がちょっと薄いかな。そこで攪拌と沸騰を気持ち長めに調整したところ、今度はエグ味が出てしまい失敗。とても奥が深いサイフォン･･。

基本は1杯分（130cc）だったら
→１、まず豆は計量カップで12〜15g。中挽きがよく浅め焙煎がべスト。
→２、沸騰ですが強火でさっと沸騰させるとあっさり味、弱火でじっくり沸騰させると
　　　コクが出てくるそうです。
→３、沸騰してからが勝負でロートをフラスコにセットして、ある程度上昇したら弱火に。
　　　ヘラで２〜３回ゆっくりかき回して豆を攪拌。（この時に攪拌し過ぎると失敗）
→４、40秒ほど蒸らし。（これが長いとエグ味が出てしまいます）
→５、最後にヘラで８回しほど攪拌してランプを外し、フラスコに珈琲が下がって完成。
　　　ロートの豆が山状になっていれば成功だそうです。

・本品は計量カップ兼ヘラは付属で付いてきます（ヘラはポリプロピレンで安全性は高いですが、気になる方は木製、竹製を御使用なさった方がよいです。）

・アルコール燃料は用意しなければいけないですが、ご近所の薬局かドラッグストアでお求めになれます。

・フィルターは布製ですが、洗って水に漬け冷蔵庫で保管すると長持ちするそうです。洗浄はロート、フラスコをセットし強火で沸騰。使用時は煮沸。付属品は豊富に販売されているので好きな様にカスタマイズ出来そうです。

理科の実験みたいだけど、休日にゆっくり淹れるサイフォン珈琲はとても美味しいです。ご賞味あれ。

私は今までは普通のコーヒーメーカを使っていて温度と味が美味く出てくれないと悩んでました。その後ドリップなど様々な入れ方を試して結局このサイフォンにたどり着きました。確かにフィルター、ランプ、割れやすい本体等扱いにくいのが難点ですが非常に美味しいコーヒーが入れられると思います。特に電気などに比べると熱いコーヒーが入れられるのも嬉しい所ですね。入れ方は難しいようにも思えますが慣れればそうでもありません。「サイフォンは薄い」とか「コーヒーカスが出てくる」とか聞きますが自分はぜんぜんそんな事はおきませんでした。ハリオのは部品単位の販売もあるので長く使えるのでオススメです。今日もこれでコーヒーを飲んでますｗ

難点

・割れやすい（扱ってるときは流石にコワイです…）

・手入れがめんどくさい

・一杯入れると全部洗わないと使えない（一日に何杯も飲みたい人は不向き）

良い点

・電気より温度が高く熱々のコーヒーが飲める事

・味が素晴らしくいい（多分説明書どうりやれば普通のメーカーより格段に美味しいと思う）

・パーツ単位の購入が可能で壊れても取り返しがつくこと

こんな感じです、皆様のコーヒータイムの参考になれば幸いです。