女性学・男性学 改訂版 -- ジェンダー論入門 (有斐閣アルマ) の感想
参照データ
タイトル | 女性学・男性学 改訂版 -- ジェンダー論入門 (有斐閣アルマ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊藤 公雄 |
販売元 | 有斐閣 |
JANコード | 9784641124288 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 女性学 » ジェンダー |
購入者の感想
入門書ということで、とても易しい言葉で説明がされていて、ジェンダーの本をあまり読んだことがなかった私でも読みやすかったです。
ただ、易しくかかれている分、説明を省きすぎている感じがあり、なんでその結論になるの?と質問したくなるところが多かったようにも思います。
また、全体的に話がふわふわしている感じがしました。「現代の社会にはこういう問題がある」という問題の紹介で終わっていまっていて、その解決のために具体的にどういった部分をどう変えていく必要があるのかがわかりませんでした。統計的なデータや資料が少なく、筆者の主張の根拠がないために説得力もないため、「こういうふうに考えている人もいるんだな」くらいにしか思うことができず、勉強になった部分が少なかったです。
さらに、本の中で「性には多様性がある。性には男と女の2つに大別できるけれど、男(女)の中にもいろんな人がいる。」という主旨のようなことが書かれているのですが、一方で「今の男(女)の人はこういう考え方をするからいけない」といった感じで、決めつけてしまっているところが自己矛盾を起こしているように感じました。アンケートをとるなど社会調査をしているのであれば納得できるのですが、「筆者がこう主張すると、男の人はきっとこう反論してくるでしょう。しかしそれは見当違いなのです。なぜなら〜」という話が繰り返されているだけなのは、少し残念でした。
体系だった説明がされているとも言えず、学問とするには無理がある内容でなないかと思いました。
ただ、易しくかかれている分、説明を省きすぎている感じがあり、なんでその結論になるの?と質問したくなるところが多かったようにも思います。
また、全体的に話がふわふわしている感じがしました。「現代の社会にはこういう問題がある」という問題の紹介で終わっていまっていて、その解決のために具体的にどういった部分をどう変えていく必要があるのかがわかりませんでした。統計的なデータや資料が少なく、筆者の主張の根拠がないために説得力もないため、「こういうふうに考えている人もいるんだな」くらいにしか思うことができず、勉強になった部分が少なかったです。
さらに、本の中で「性には多様性がある。性には男と女の2つに大別できるけれど、男(女)の中にもいろんな人がいる。」という主旨のようなことが書かれているのですが、一方で「今の男(女)の人はこういう考え方をするからいけない」といった感じで、決めつけてしまっているところが自己矛盾を起こしているように感じました。アンケートをとるなど社会調査をしているのであれば納得できるのですが、「筆者がこう主張すると、男の人はきっとこう反論してくるでしょう。しかしそれは見当違いなのです。なぜなら〜」という話が繰り返されているだけなのは、少し残念でした。
体系だった説明がされているとも言えず、学問とするには無理がある内容でなないかと思いました。