機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11) (カドカワコミックスAエース) の感想

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参照データ

タイトル機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11) (カドカワコミックスAエース)
発売日販売日未定
製作者安彦 良和
販売元角川書店
JANコード9784047137714
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

僕は昔、劇場版「ガンダム」を観ていて、とても不思議に感じたセリフがあった。「あやつこそ、俺さえも使いこなしてくれる将軍にもなろうと楽しみにしておったものを…。」ガルマの死後、ズムシティにザビ家の面々が集ったとき(オリジン第5巻)のドズルの言葉だが、《ガルマがドズルを使いこなす》ということに すごく違和感があった。死んだ弟を持ち上げているのかな?とも思ったが、TV版では さらに父・デギンまでも「ドズルの言う通りだ。」と同調している。しかし、この第11巻を読んで、私のデギンとドズル(ジオン公国全体)のガルマへの高すぎる評価の謎が解決した。すべては虚像なのだが…。そしてそのことがガルマに地球(北アメリカ)方面軍司令というミスキャストを犯し、そのガルマの死後、膠着状態だった戦況が徐々に連邦に傾いていくことに繋がる。そしてそのすべてにシャアの影があった。

この巻でシャアの最初のルームメイトでムラタ君ていうキャラがいます。シャアにはじめて仮面(ヘッドギア)を着けさせた重要な人なんだけど、戦死しちゃいます。不思議な話ですが、168ページでの彼の遺影は真顔だったのに、183ページではなぜかニッコリ笑ってるんです。こわい…。

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角川書店から発売された安彦 良和の機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11) (カドカワコミックスAエース)(JAN:9784047137714)の感想と評価
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