逆説論理学 (中公新書 (593)) の感想
参照データ
タイトル | 逆説論理学 (中公新書 (593)) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 野崎 昭弘 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784121005939 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 論理学・現象学 |
購入者の感想
論理的思考について興味があって,何冊か読んでみました.本書は,同じ著者による詭弁論理学 (中公新書 (448))の続編的な位置づけの本で,パラドクス(逆説)にフォーカスした内容になっています.
著者は数学者なので,こちらの方が本領発揮なのかもしれませんが,前著に比べてかなり数学よりの内容になっており,読むのに若干頭を使います.紙と鉛筆を持って読んだ方がよいかもしれませんし,帰納法や背理法などの話も出てきますので,ある程度の数学的知識がないとつらいかもしれません.
内容的には,アキレスと亀に代表されるゼノンのパラドクスや無限のお話ですので,じっくりと読めば面白いと思います.
著者は数学者なので,こちらの方が本領発揮なのかもしれませんが,前著に比べてかなり数学よりの内容になっており,読むのに若干頭を使います.紙と鉛筆を持って読んだ方がよいかもしれませんし,帰納法や背理法などの話も出てきますので,ある程度の数学的知識がないとつらいかもしれません.
内容的には,アキレスと亀に代表されるゼノンのパラドクスや無限のお話ですので,じっくりと読めば面白いと思います.