命を救われた捨て犬 夢之丞　災害救助 泥まみれの一歩 (ノンフィクション知られざる世界) の感想

殺処分直前に保護センターから引き取られた子犬が周りの忍耐強い指導で一人前の災害救助犬として育っていく過程。　一言でいえばそうですが、読み終わってから色々なことを考えさせられました。　命を持って生まれてきた生き物の可能性。　それを長所として引き出し育て自信を持たせること。　小さな「思い」をより良い「方法」に繋げていくこと。現在、夢之丞は良き「ライバル」のハルクとともに、国内のみならずフィリピンやネパールでも災害救助にあたっているようですね。　一人でも一頭でも多くの命が救われるようにと日夜力を尽くしている皆さんに、頭が下がる思いです。