神と仏 (講談社現代新書) の感想
参照データ
タイトル | 神と仏 (講談社現代新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 山折 哲雄 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061456983 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 宗教 » 宗教史 |
購入者の感想
「神」と「仏」は、日本では「神様仏様」という表現があったり、寺社と括られたりするように、その差は曖昧にされがちである。
しかし、出所が神道と仏教で全く違うのだから、その違いはいろいろとある。
本書はそこにスポットして、神と仏の違いを解説している。
「神は見えないけど仏は見える」というのは、大量の仏像の神そのものの像が存在しないことを鑑みると、非常に納得がいく。
また、「神は心身二元論的(死んで魂が抜ける)だが、仏は肉体のまま仏になれる」という指摘もなるほどであった。
教義とは直接つながらないかもしれないが、「神社は正面からのみ見れるようになっており、寺院は四方からどこでも見れる」というのもなるほどと思わされた。
こうしたさまざまな「神と仏の違い」が本書ではコンパクトにまとまっている。
最後に目次を記しておく
プロローグ
見えるものと見えざるもの
媒介するものと体現するもの
死と生
祟りと鎮め
巡りと蘇り
美と信仰
エピローグ
しかし、出所が神道と仏教で全く違うのだから、その違いはいろいろとある。
本書はそこにスポットして、神と仏の違いを解説している。
「神は見えないけど仏は見える」というのは、大量の仏像の神そのものの像が存在しないことを鑑みると、非常に納得がいく。
また、「神は心身二元論的(死んで魂が抜ける)だが、仏は肉体のまま仏になれる」という指摘もなるほどであった。
教義とは直接つながらないかもしれないが、「神社は正面からのみ見れるようになっており、寺院は四方からどこでも見れる」というのもなるほどと思わされた。
こうしたさまざまな「神と仏の違い」が本書ではコンパクトにまとまっている。
最後に目次を記しておく
プロローグ
見えるものと見えざるもの
媒介するものと体現するもの
死と生
祟りと鎮め
巡りと蘇り
美と信仰
エピローグ