スピリチュアル・パーゲイション(浄化) 出会いの奇跡・別れの軌跡 の感想

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参照データ

タイトルスピリチュアル・パーゲイション(浄化) 出会いの奇跡・別れの軌跡
発売日2015-11-27
製作者江原啓之
販売元徳間書店
JANコード9784198640408
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門

購入者の感想

まず、「パーゲイション」とは、たましいレベルにおける「浄化」という意味なのだそうです。

「出会いの奇跡は宿命、別れの軌跡は運命。
ですから出会いよりも、別れに人格、人の価値が表れます。別れというひとつの現象を問うよりも、そこで自分がどう表現できるのかがとても重要です。」

あらゆる「出会いは宿命」であり、その縁を選び取り、どう絆を結んでどう育んでいくのかが「運命」であるのだということです。
そして、出会う人は、「波長の法則」からしても、自らの映し鏡であるということ、そして、運命を創るのは、自分自身に他ならないのだと、江原氏は言われます。
確かに、人間性、ひいては人間の価値は、うまくいっている時ではなくて、どん詰まり、どん底の時にこそ、測れるものなのだなと、ひしひしと感じております。

ただ、江原氏とはちょっと異なり、生まれてくる前に、何らかのテーマを決めた上で、結婚などのイベントを含めてすべてのシナリオを書き記して来ている、と言われる方もおられます。
個人的には、どちらにしても、ただ定まった運命に流されて生きるということではないと思っております。
つまり、目の前のこと、目の前の人に集中するということ、ただ感じて精一杯反応すること、経験することが大切なのであり、添い遂げることにも、別れることにも、必ず何らかの学びがある筈である、私はそう思うようになりました。
また、集中している時、充実している時には、過去のことを思い出したり悔やんだりしなくなる筈なのです。

私たちが忘れてはならないのは、生まれてきたから死ぬというように、「因果の法則」からしても、一つの「出会い」があれば、どれだけ愛しくて掛け替えの無い存在であろうとも、いつの日にか、必ずや(死別を含めた)「別れ」という機会が訪れるということです。
そう、江原氏が言われるように、「スピリチュアリストはリアリストでなければならない」のかもしれません。

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