神皇正統記 (岩波文庫) の感想
参照データ
タイトル | 神皇正統記 (岩波文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岩佐 正 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784003011614 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般 |
購入者の感想
南朝の重鎮・北畠親房が、南朝の正統性をどのように述べているのかに興味を持ち、本書を購入しました。
読み始めて、まるで記紀を読んでいるような気がしました。
正統性に関しては触れず、神代から歴代の天皇について紹介します。
ときおり、宋学や仏教を多く語り、親房がそれらの影響を受けている気がしました。
最終盤の後醍醐天皇の件から親房の生の声が聞こえた気がします。
本書を読む前に、記紀や太平記などを読んでいたので、大まかな流れにはついて行けましたが、
現代語訳が無いので、100%理解したとは言えません。
また、巻末に補注と解説がありますが、漢文が多用されていて、漢文を理解できる前提で書かれているようです。
読み始めて、まるで記紀を読んでいるような気がしました。
正統性に関しては触れず、神代から歴代の天皇について紹介します。
ときおり、宋学や仏教を多く語り、親房がそれらの影響を受けている気がしました。
最終盤の後醍醐天皇の件から親房の生の声が聞こえた気がします。
本書を読む前に、記紀や太平記などを読んでいたので、大まかな流れにはついて行けましたが、
現代語訳が無いので、100%理解したとは言えません。
また、巻末に補注と解説がありますが、漢文が多用されていて、漢文を理解できる前提で書かれているようです。