Lugged Bicycle Frame Construction: A Manual for the First Time Builder の感想

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スポーツバイクがいつの間にかブームになり、
国内のビルダーさんにフレームをオーダーする人も
徐々に増えているようです。

それに伴いビルダーさんの職人技を紹介する
雑誌記事なども目に止まるようになったのですが、
　じゃあ自分でフレームを作ってみるには？
という情報はなかなか増えません。

そもそも大きなニーズもないので
見つかるのはエイ出版のムック「クロモリロードバイク」と、
「自転車生活」の連載記事くらいでしょうか。

そんななか見つけたのが本書です。
洋書なので当然英語ですが文学的な表現なわけもなく
工程説明なので下調べさえしてあれば普通に読めます。

書名の「First Time Builder」の通り内容は初心者向けです。
なるべくお金もかからないように治具も使わず
　凝った加工はとりあえず置いておいてまずは1本作ってみる
ことに絞っていて非常に分かりやすい構成です。

どれだけの人が実際に作ってみるかはともかくとして、
自転車好き、それも機材好きなら読むだけでも楽しめます。
そして読んでると自分でも作れるような気になってきます。

ちなみに私は2010年末より1本制作を開始しました。
1年くらいかけて作っていく予定です。