TEAC コアキシャル2ウェイスピーカーシステム チェリー S-300NEO-CH の感想
参照データ
タイトル | TEAC コアキシャル2ウェイスピーカーシステム チェリー S-300NEO-CH |
発売日 | 2011-11-01 |
販売元 | ティアック |
JANコード | 4907034217625 |
カテゴリ | カテゴリー別 » オーディオ » スピーカー » ブックシェルフスピーカー |
TEAC コアキシャル2ウェイスピーカーシステム チェリー S-300NEO-CH とは
コンパクトなのは形だけ。可聴全帯域での優れたエネルギー・バランスを実現する、熟成のコアキシャル2ウェイ・スピーカーシステム
『S-300NEO』は、ロングセラーTEAC S-300を彷彿させるコアキシャル(同軸型)2ウェイ・スピーカーシステムです。
一般的な2ウェイ・スピーカーシステムと異なり、ウーハーとツィーターを同一軸上に配置したコアキシャル(同軸型)ユニットを採用。
コアキシャルでなければ得られない優れた定位感を提供します。
エンクロージャーにはMDFを用いた、リアダクト・バスレフ方式を採用。
フロントバッフルに固定されたユニットからの音波の干渉を排除してクリアな音質を確保するとともに、豊かなアコースティック特性を実現しています。
スピーカーターミナル部はバイワイヤリング接続にも対応し、バナナプラグ対応金メッキタイプのターミナルを採用しました。
コンパクトで置き場所を選ばないサイズのエンクロージャーは、多層塗装を施しバフ研磨した贅沢な仕上げを施しており、インテリアとしても高い満足感を提供します。
さらに音質を追求したいリスナーのために、3点式のスパイクとフットベースを付属。
部屋や置き場所にあわせて好みの音質にファインチューニングする楽しみを提供します。
ナチュラルなサウンドで圧倒的な評価を獲得したロングセラーS-300の発売から20余年。
アイデンティティはそのままに、現代のオーディオにマッチした新しいコアキシャル 2ウェイ・スピーカーシステムとして、『S-300NEO』は誕生しました。
往年の名器「S-300」を彷彿させる同軸2ウェイユニット
スピーカーユニットには、新開発 Air Dump Center Pole System 搭載 13cmコアキシャル2ウェイユニットを採用し、優れた定位感とサイズを超えた豊かなサウンドを実現しました。
ツィーター・ユニットでは、特殊ウレタンでカウリングすることによって不要振動をふせぎ、高域を純化しています。
インテリアとしても通用する仕上げのエンクロージャーとオーディオを楽しめる細部のこだわり
エンクロージャーは高密度MDFを用いたリアダクト・バスレフ方式を採用。
フロントバッフルに固定されたユニットからの音波の干渉を排除してクリアな音質を確保するとともに、豊かなアコースティックを実現しています。
ポートの口径や位置、ダンパー材の配分、適切な吸音材のセッティングなど、細部に至るまで高音質を追求した設計です。
天然木の突板に多層塗装を施しバフ研磨した贅沢な仕上げは高級感あふれるレッド系チェリー。
深みのある芳醇な仕上げは、音楽を聴くひとときに深い味わいを醸し出してくれます。
スピーカーターミナル部はバイワイヤリング接続にも対応し、バナナプラグ対応金メッキタイプのターミナルを採用しました。
音質をさらに追い込むためのアイテムとして3点式スパイクを付属。
着脱可能なスパイクにより、部屋に合わせた理想の音質へのチューニングを施すことが可能です。
フロントバッフル面に装着するサランネットはマグネット装着方式を採用。
サランネットを装着しない状態でも留め具が存在しない事で、スッキリとした高級感あるフロントバッフルデザインに貢献しています。
Air Dump Center Pole System 搭載 13cmコアキシャル2ウェイユニット
空芯コイルより磁気歪みを追放
ツィーター・ユニットは特殊ウレタンでカウリング
MDFを用いた、リアダクト・バスレフ方式
天然木の突板に多層塗装を施しバフ研磨した贅沢な仕上げ
バイワイヤリング方式スピーカーターミナル(金メッキ・バナナプラグ対応)
マグネット装着式サランネット
3点式スパイク装着可能(スパイク&フットベース付属)
TEACオリジナルクリーニングクロスを付属
購入者の感想
どちらにするか迷っている方もいるのではないでしょうか。
S-300NEOを購入するまでZENSOR1を使っていたので
両スピーカーの比較をしてみたいと思います。
両スピーカーともブラックを購入しましたが、外観について言えば
S-300NEOの圧勝です。
正面から見た時はZENSOR1もけっして悪くはないですが、
背面側から見ると合板貼り合わせが分かるのに対して、
S-300NEOは高級感のあるピアノブラックの一体ボディで
どこから眺めても価格を超えた造りをしています。
しかも3点スパイクが標準で付属しており、素晴らしい外観と合わせ
TEACのこのスピーカーに掛ける意気込みが感じられます。
肝心の音質についてですが、S-300NEOはバイワイヤにした上、
ツィーターには振動防止のバンドを付けていました。
S-300NEOを使う場合バイワイヤにすることで、高音域が明瞭になり
明らかに音質向上の効果が得られます。
振動防止のバンドについては正直言ってあまり変化がありませんでした。
マンション住まいということもあってニアフィールドで小音量で聴いていましたが
解像度に関して言えばどちらのスピーカーも価格相応だと思います。
両スピーカーとも雑誌やネットでの評価がひじょうに高い製品ですが
ワンクラス上のB&W 685やSILVER RX1あたりと解像度を比べれば
同等ということはなく、やはり差があります。
ZENSOR1がボーカルなど中音域を強調して聴かせるのに対して
S-300NEOは全音域で平坦に鳴ります。
この傾向は購入直後から半年間使用してエイジングが終わったあとでも
ほとんど変わりませんでした。
ZENSOR1の音がスピーカーから放射状に広がって聴こえるのに対し、
同軸であるS-300NEOはリスニングポイントに向かって直線的に音が届きます。