花物語 第二巻/するがデビル(下)(完全生産限定版)(Blu-ray Disc) の感想

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タイトル花物語 第二巻/するがデビル(下)(完全生産限定版)(Blu-ray Disc)
発売日2014-10-22
監督板村智幸
出演神谷浩史
販売元アニプレックス
JANコード4534530078308
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

購入者の感想

下巻は原作「花物語」18章から最後に当たる。3話が18章から23章、4話が24章から29章、最終話が30章から32章をアニメ化している。
上巻が沼地蝋花との再会、貝木泥舟との邂逅、そして左腕の悪魔の退去と大きく展開したのに対し、下巻は駿河と沼地の対決で始まり、再戦に終わる。実質的な舞台は直江津高校の体育館に限定されるともいえる。そこは駿河がバスケットボールに打ち込んだ場所であり、沼地が望んで得られなかった未来だった。
再戦のきっかけは貝木が駿河に託した悪魔の頭のミイラ。さて、貝木はなぜそんなことをしたのか。貝木の言葉だが、悪魔の頭を駿河の母、臥煙遠江から託されたものだ。続・終物語にはこの悪魔の正体が語られている。それを除いても貝木はこのミイラを駿河に託すのは筋が通っている。だが、なぜ、この時か。
結局は沼地の言う通り、全てのパーツかあるいはできるだけ多くのパーツを集めさせ、横取りする気だったのだろう。ただ、そこに商売っ気は無い。そこには悪魔のミイラと臥煙遠江の関係が影を差している。
結局、駿河のとる行動と自分の行動が同じところに落ち着くと見越してのことだろう。そしてそれは駿河の方が容易にたどり着く、そう考えたのだろう。そこを伏せたのは、半分の情報しか開示しないという貝木のモットーからか。
そこに阿良々木暦と忍野メメの関係にも似たものが、駿河と貝木の間に、当事者の認識なしに成立しているのは興味深い。青春を全うした二人に相似形の年長者との関係があるのは面白い。

副音声は上巻に引き続き、神原駿河と忍野扇の犬猿コンビ。しかし、よくよく考えてみると忍野扇を阿良々木暦に紹介したのはほかならぬ駿河だ。もともと、縁があったわけだが、不思議なのは最初に忍野扇を認識したのが神原駿河だということ。怪異を腕に宿していたからからこそか。それにしても、駿河のおちょくられぶりは素晴らしい。可哀そうを通り越しておかしい。

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