犬も喰わない (バンブーコミックス 麗人セレクション) の感想
参照データ
タイトル | 犬も喰わない (バンブーコミックス 麗人セレクション) |
発売日 | 2015-10-27 |
製作者 | 彩景でりこ |
販売元 | 竹書房 |
JANコード | 9784801953819 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブコミックス |
購入者の感想
熟年執着カップルっていうところにアルモドバル監督っぽさを感じてわくわくしながら読んだのですが…
端的に言うと、熟年受け←熟年攻め(若いころから受けと付き合った女性を寝とりつづける)←若者受け
で、くっつくのは熟年攻め×若者受けのほうです。このシーン読んだとき「えっ?」て声出ちゃいました。
だって数十年追いかけ続けて、受けの恋人になった女性を寝とりまくるっていう歪んだ愛を続けてきたのに…女性だったら心はなびかないけど、それが「若い男の子」になったらあっさりなびいて、人生の大半費やしてきた恋愛に踏ん切りついちゃうの?
おかしくない?あまりにもBLご都合主義すぎない?
あっさり若い子とくっついたことによって、本のほとんどを使って描いてきた攻めの執着が一気に軽いものになってしまった感じがします。てか熟年受けの推測では、攻めって「自分のものになってしまったとたん対象に興味が失せちゃう」んじゃなかったの?だったら、そもそも自分のこと好きで最初から手に入ってるような若い子のこと、好きにならないよね…?
執着攻めを見たい方にはあんまりおすすめしません。
端的に言うと、熟年受け←熟年攻め(若いころから受けと付き合った女性を寝とりつづける)←若者受け
で、くっつくのは熟年攻め×若者受けのほうです。このシーン読んだとき「えっ?」て声出ちゃいました。
だって数十年追いかけ続けて、受けの恋人になった女性を寝とりまくるっていう歪んだ愛を続けてきたのに…女性だったら心はなびかないけど、それが「若い男の子」になったらあっさりなびいて、人生の大半費やしてきた恋愛に踏ん切りついちゃうの?
おかしくない?あまりにもBLご都合主義すぎない?
あっさり若い子とくっついたことによって、本のほとんどを使って描いてきた攻めの執着が一気に軽いものになってしまった感じがします。てか熟年受けの推測では、攻めって「自分のものになってしまったとたん対象に興味が失せちゃう」んじゃなかったの?だったら、そもそも自分のこと好きで最初から手に入ってるような若い子のこと、好きにならないよね…?
執着攻めを見たい方にはあんまりおすすめしません。
調査員の空木が適齢期ぐらいだとすると、山代さんたちは10は
プラスなはずで、ちょっと枯れた感じが、ジワジワと癖になります。
そんな歳になるまで、追いかけっこを飽きずに、目立たずに、淫靡に
二人で遊んでいたところに、空木が加わり、益々淫靡。
山代を追いかけてる奥園に、10年前若気の至りで告白し、吹っ切れない
まま引きずっていた恋心を、なかばヤケでかき回したところ、二人の
関係の終わりのきっかけに・・。(年もあるとおもうが・・)
年月が答えを出す。と言うのはあながち間違ってないと思う。
行き詰まって、淀んでいるようでも、静かに流れは行き着くとこへ
流れて行くんだと思う。
今回到達点としての結論がなかなか面白くて、自分好みの
捻ったオチで、大変気に入りました。
歪な三角関係に、ゾクゾクさせて頂きました。
他、これまた、天邪鬼な恋愛遊戯で、しっとりと読ませてくれました。
プラスなはずで、ちょっと枯れた感じが、ジワジワと癖になります。
そんな歳になるまで、追いかけっこを飽きずに、目立たずに、淫靡に
二人で遊んでいたところに、空木が加わり、益々淫靡。
山代を追いかけてる奥園に、10年前若気の至りで告白し、吹っ切れない
まま引きずっていた恋心を、なかばヤケでかき回したところ、二人の
関係の終わりのきっかけに・・。(年もあるとおもうが・・)
年月が答えを出す。と言うのはあながち間違ってないと思う。
行き詰まって、淀んでいるようでも、静かに流れは行き着くとこへ
流れて行くんだと思う。
今回到達点としての結論がなかなか面白くて、自分好みの
捻ったオチで、大変気に入りました。
歪な三角関係に、ゾクゾクさせて頂きました。
他、これまた、天邪鬼な恋愛遊戯で、しっとりと読ませてくれました。