The Sandman 1: Preludes & Nocturnes の感想
参照データ
タイトル | The Sandman 1: Preludes & Nocturnes |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Neil Gaiman |
販売元 | Turtleback Books |
JANコード | 9781417651634 |
カテゴリ | Subjects » Comics & Graphic Novels » Graphic Novels » Fantasy |
購入者の感想
アメリカンコミックが文学になったと評価された伝説のシリーズの第1巻。世界の初めから存在する「エンドレス」という七兄弟の一人,夢を司るドリームを中心にした物語です。ゲイマンは原作で,絵は複数のアーティストが担当。その絵柄の違いもいい。表紙絵やレイアウトも芸術的で,各巻の序文ではスティーヴン・キング,スティーヴ・エリクソン,ピーター・ストラウブ,ハーラン・エリスン,クライヴ・バーカーなどが熱く語ってくれます(この顔ぶれだけでもすごい)。
第1巻では,ドリームが20世紀の初めに英国のある宗教結社に囚われ,水晶球に封じ込められてしまうことから始まります。ドリームは逃げられるのか,奪われた三つの持物を取り戻せるのか。
日本の漫画に慣れていると違和感のある表現もありますが,すごい作品です。ファンタジーであると同時に現代の人間社会も描かれます。欧米の文化,文学,神話に詳しい人が読んだ方が楽しめるでしょう。あとグロテスクな描写が苦手な人はだめかも。私自身グロは嫌なのですが,2巻の物語の力にはまりました。1巻はややマニアックでゲーム的な気がしたので★四つ。でもこれが始まりです。1冊づつでも読めるシリーズですが,最初から通すと細やかな複線のすごさが分かるので,できれば通して読みたい作品です。
第1巻では,ドリームが20世紀の初めに英国のある宗教結社に囚われ,水晶球に封じ込められてしまうことから始まります。ドリームは逃げられるのか,奪われた三つの持物を取り戻せるのか。
日本の漫画に慣れていると違和感のある表現もありますが,すごい作品です。ファンタジーであると同時に現代の人間社会も描かれます。欧米の文化,文学,神話に詳しい人が読んだ方が楽しめるでしょう。あとグロテスクな描写が苦手な人はだめかも。私自身グロは嫌なのですが,2巻の物語の力にはまりました。1巻はややマニアックでゲーム的な気がしたので★四つ。でもこれが始まりです。1冊づつでも読めるシリーズですが,最初から通すと細やかな複線のすごさが分かるので,できれば通して読みたい作品です。