よくわかるピアニストからだ理論~解剖学的アプローチで理想の音を手に入れる~ の感想
参照データ
タイトル | よくわかるピアニストからだ理論~解剖学的アプローチで理想の音を手に入れる~ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 林 美希 |
販売元 | ヤマハミュージックメディア |
JANコード | 9784636890747 |
カテゴリ | ジャンル別 » エンターテイメント » 音楽 » 音楽理論・音楽論 |
購入者の感想
本書は3部に構成されていて、1部は肩腕まわりが中心の解剖学入門、
2部が基礎テクニック、3部がピアノ演奏する人なら誰もが持つお悩みへのアドバイスになっています。
解剖学の知識が全くなくても、優しい表現とわかりやすいイラストで、
容易に理解できるようになっています。
ピアノ演奏をする方は、腕まわりの筋肉に意識がいくそうですが
演奏する身体は全身を使っています。
肩甲骨・背中・坐骨、弾きやすい指・動かし方が頭に入っているか否かで
身体の使い方(表現の幅)が変わってきます。
私は幼い頃から20歳までピアノをしていた素人ですが(現在整体師)、
演奏していた頃は腱鞘炎や、弾きにくさを度々感じることがありました。
この本を読んだ後、試しに動きを確認しながら弾いてみると
目から鱗が落ちるほどの身体が柔らかく動くのを感じました。
何より、解剖学と演奏は異分野だと切り離していたものが、
実は両方知っていて初めて正しい演奏になるのではないかと気付かせていただきました。
著者は緊張状態にある身体を自然な動きにする方法を教えてくれますが、
まさに知らないことで出た不安を、知識を得ることで筋肉ばかりでなく
心の弛緩にも繋げてくれます。
理論と実際の動きが伴うには練習が必要かと思いますが、
まず入門として応用に進むにはピッタリの1冊です。
演奏家にも、演奏家をケアする施術者にもおススメです。
2部が基礎テクニック、3部がピアノ演奏する人なら誰もが持つお悩みへのアドバイスになっています。
解剖学の知識が全くなくても、優しい表現とわかりやすいイラストで、
容易に理解できるようになっています。
ピアノ演奏をする方は、腕まわりの筋肉に意識がいくそうですが
演奏する身体は全身を使っています。
肩甲骨・背中・坐骨、弾きやすい指・動かし方が頭に入っているか否かで
身体の使い方(表現の幅)が変わってきます。
私は幼い頃から20歳までピアノをしていた素人ですが(現在整体師)、
演奏していた頃は腱鞘炎や、弾きにくさを度々感じることがありました。
この本を読んだ後、試しに動きを確認しながら弾いてみると
目から鱗が落ちるほどの身体が柔らかく動くのを感じました。
何より、解剖学と演奏は異分野だと切り離していたものが、
実は両方知っていて初めて正しい演奏になるのではないかと気付かせていただきました。
著者は緊張状態にある身体を自然な動きにする方法を教えてくれますが、
まさに知らないことで出た不安を、知識を得ることで筋肉ばかりでなく
心の弛緩にも繋げてくれます。
理論と実際の動きが伴うには練習が必要かと思いますが、
まず入門として応用に進むにはピッタリの1冊です。
演奏家にも、演奏家をケアする施術者にもおススメです。